少し前に、最近話題の斉藤敦さんの「ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語」を読みました。
ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語 わが子の語学力のために親ができること全て! [ 斉藤 淳 ] 価格:1,620円 |
この本はオススメです。
英語教育のあるべき姿が書かれていると思います。
偶然ながら英語教育素人である私の考えと共通することもたくさんあり、私の思うやり方で英語教育をしていても大丈夫なんだと感じた本でもありました。
英語は「教科」ではない
その中にあった、一文を紹介します。
第二言語の力は本来、国語や算数などよりも、音楽・体育・図工のような技能に近い性質のものです。
本文にかかれていたことは、
英語は本質的には「教科」ではないので、国語や算数のようなお勉強が苦手な子でも正しい方法や環境のもとで学べば英語の力は着実に伸びていく。なので、最初から決してあきらめなくていい。
という話です。
この文を読んだ時に、以前息子達が海外生活を始める前に日本で習っていた英語教室の先生も同じようなことを言われていたことを思い出しました。
その先生は、
「英語はテニスの練習のようなものです。
テニスを上達させたければ、サーブの練習もするし、ボレーの練習もするし、体力作りもする。
そして、何より継続しなければすぐに同じプレーができなくなります。」
というような内容の話をされていました。
- いろんな技能をつかってはじめてテニスが成り立つ。
- そのために、同じ事ばかりでなく様々な練習を取り入れる。
- そして、継続しなければ身体が感覚を忘れてしまい同じことができなくなる。
先生のおっしゃられた上記の点は英語にも共通するのではないでしょうか。
- 読む/聞く/話す/書く/コミュニケーション力など様々な技能を使うことにより、英語が使えるようになる。
- そのために、いろんな角度から練習を積む。
- そして、継続していけば身体が感覚をつかみ身につくが、やめてしまうと感覚を忘れてしまい話したり聞いたりできなくなる。
このように考えると、確かに斉藤敦さんのおっしゃる通り、
英語はスポーツやピアノなどの練習に似ているような気がします。
英語を正しく学ぶことで知力も高まる
英語は、勉強とはまた違う教科であると私も感じます。
世の中には、勉強は苦手だけれどスポーツや音楽がものすごく得意な人がいますよね。
もし、算数や国語のような学校の勉強が苦手であっても、英語の能力は勉強が得意な子よりも秀でることはできると思います。
「ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語」の本文には、
斉藤敦さんが代表である英語塾J PREPで学ばれた子は、まず「国語」の成績が伸びた!と保護者の方々からよく言われると書かれていました。
正しい方法や環境の元で英語を学んでいけば付随して他教科の成績も上がっていくということですね。
この本の中で紹介される方法を利用していくと、
「英語力」だけでなく、独力で何かを学んだり考えたりする総合的な能力、いわば知力を高める。
そうです。
J PREPの教室にはとても興味がありますが、東京と山形にしか教室はないので本を読んで自宅でうまく環境作りができればと思います。
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