カナダの現地小学校では、雨の日の休み時間は外で遊ぶことはできず、室内で遊びます。
ランチタイムの後の昼休みには音楽室で映画が短時間上映されることもあるそうです。
学校で上映されたジブリ作品は?
ある日、息子達は学校から帰ると、
「今日学校でトトロの映画見たよー。
となりのトトロじゃなくて、
マイネイバートトロっていうんだってーーっ!!」
と興奮していました。
海外でも宮崎作品はやはり人気なんですね。
外国の子供達もトトロを知らない子はほとんどいなかったようで、
小学生の息子達も日本人として誇りに思えた様子でした。
また、英語と日本語では題名が違うことにも驚いたようでした。
もちろん全て言語は英語ですが、英語版の吹き替えの声も日本版とイメージが同じだったため違和感なく楽しめたようです。
息子達にとっては、トトロはDVDも持っていて何度もみているので英語がわからなくても問題なく、むしろ、英語ではこういうんだねーと勉強になったようでした。
息子達は、英語版でも「KANTA—-!!」と、おばあちゃんがどなっていたのが面白かったと話していました。
シアトルで見つけたジブリ作品のラインナップ
カナダの現地小学校でも「となりのトトロ」を見るほどジブリ作品は人気のようですが、
シアトルを訪れた時、ジブリ作品英語版の大量ラインナップを見つけました!
シアトルの、紀伊国屋書店にて。
シアトルには、日系スーパー「宇和島屋(uwajimaya)」の中に、日本の書籍や文具が買える紀伊国屋書店があります。(隣にはダイソーもありました)
その中に、ジブリ作品のコーナーもあるんです!
ジブリ作品のDVD・ブルーレイ以外に書籍もありました。
書籍は日本語のものも、英語のものもあります。
紀伊国屋では日本の漫画・絵本なども購入できます。文具・雑貨なども豊富にあります。
日本語の本だけでなく、漫画も英語版のものもたくさん並んでいました。
シアトル在住の日本人が日本の本を購入することはもちろんですが、外国の方が日本の漫画を買いにきている様子も見られました。
ジブリ作品も漫画も日本の誇るべきカルチャーです。
英語版と日本語版のタイトルの違い
子供のトトロの話からもわかるように、ジブリ作品の英語版と日本語版ではタイトル表記が違います。
英語圏にもジブリファンはたくさんいるので、英語表記のタイトルが気になったことと、「千と千尋の神隠し」の「神隠し」はなんと英語訳するのか?など気になったのでまとめてみました。
ちなみに、ジブリは英語表記で、GHIBLIと書きます。
ジブリ作品:タイトル表記の違い
・風の谷のナウシカ
→NAUSICA -of the valley of the wind-
・天空の城ラピュタ
→Castle in the Sky
・となりのトトロ
→My Neighbor TOTORO
・火垂の墓
→Grave of the Fireflies
・魔女の宅急便
→Kiki’s Delivery Service
・おもひでぽろぽろ
→Only Yesterday
・紅の豚
→Porco Rosso
・平成狸合戦ぽんぽこ
→POM POKO
・耳をすませば
→Whisper of the Heart
・もののけ姫
→Princess Mononoke
・ホーホケキョとなりの山田くん
→My Neighbors The Yamadas
・千と千尋の神隠し
→Spirited Away
・猫の恩返し
→The Cat Returns
・ハウルの動く城
→Howl’s Moving Castle
・ゲド戦記
→Tales from Earthsea
・崖の上のポニョ
→PONYO
・借りぐらしのアリエッティ
→Arrietty
・コクリコ坂から
→From Up On Poppy Hill
・風たちぬ
→The Wind Rises
・かぐや姫の物語
→The Tale of The Princess Kaguya
・思い出のマーニー
→When Marnie Was There
・レッドタートル ある島の物語
→The Red Turtle
日本の誇るべきカルチャーなので、外国の方と日本の映画の話をする時に使うことがあるかもしれませんね。
日本語版でもできる英語学習
上記のような英語版のジブリ作品をみることももちろん英語学習につながります。
しかし、日本語版のジブリ作品でももちろん英語の勉強はできるんです!
我が家はうちにあるトトロのDVDで、
音声を英語にして見ることで英語学習をしています。
内容は日本語でみてよく知っていたので、英語音声にかえても子供は内容は理解できていたようです。
さらに、英語字幕をつける。
目と耳で確認しながら英語を学習できます。
「となりのトトロ」のDVDは英語学習にオススメできます。
しかし、注意すべきは、ジブリ作品DVD全てが英語学習にむいてはいないということ。
このあたりは、またくわしく紹介したいと思います。