海外で分数はこんな風に習います

連日、海外での算数教育の状況をご紹介しています。

本日は、分数についてご紹介。

海外でならう分数

こちらは次男がグレード2で習った、算数のプリント。

分数について習ったようです。

それぞれのかたちが何個にわけられているのかを記入。

息子にとっては、half third fourth fifth を書くことで精一杯だったはずです。

日本では、3分の1でも4分の1でも、「3」の言い方が「third」のような別の言葉にかわることはないですし、そもそも小学校2年生では分数は習っていないはず。

分数は海外のほうが早くに習うんですね。

分数の足し算

日本では習っていない分数でいきなり足し算をしていました。

しかも、英語。

次男にとってはハードな授業でした。

ハードな内容だったかもしれませんが、

ひとつひとつ丁寧に図をかいて分数の概念を学んでいたようです。

かたちの分割の仕方が円や四角だけでなく、ユニークですね。

四角の中を分割する際も、

ななめに分割したり、

縦とななめでテントのような形に分割してみたり、

デザイン画のようにオシャレにみえてしまいます☆

海外ではチェック印がマルのこと

プリント内に青いボールペンでチェックがつけられていますが、

これは日本でいう「赤マル」。

OK!できてるよ!」ということです。

日本ではチェックがついていると、

どうしても、「間違っている」ことと勘違いしてしまいますよね。

息子達も、はじめは解いた問題がチェックばかりで「バツ」されたと思いおどろいていました。

こういうことは、海外で体験しなければ知ることのないことですよね。

日本と海外の違い、子供達もたくさん見つけられました。

算数で習う単語

いまさらですが、

分数は英語で「fraction」というんですね。

プリントの最上段に書いてあるので気がつきました。

授業中は「divide」という単語をよく使っていたと息子は言っていました。

実践でならう単語はよく記憶に残るはずです。

ちょうどこの頃流行っていた、

エド・シーランの3rdアルバム「DIVIDE」も

ジャケット写真が「÷」のマークだったので、

さらに記憶は深く刻まれたはず!

Ed Sheeran エドシーラン / ÷ (Divide) 【CD】

四則演算

ちなみに、英語で四則演算はこのように書きます。

足し算 ・・・ addition

引き算 ・・・ subtraction

掛け算 ・・・ multiplication

割り算 ・・・ division

ついでに、四則演算は arithmetic や four arithmetic operations.

実際の問題で使われる「+」「-」「 × 」「 ÷ 」は、

+ ・・・ plus

- ・・・ minus

× ・・・ multiplied by / times

÷ ・・・ divided by

実際に使われると、

1+2=3

One plus two equals three.

5 – 2 = 3

Five minus two equals three.

1 × 3 = 3

One times three equals three.
One multiplied by three equals three.

9 ÷ 3 = 3

Nine divided by three equals three.

このような感じです。

「equals」のところは、「is」に置き換えても大丈夫だと思います。

日本で英語の時間にdivideを使う機会はそこまで多くはないと思いますが、

海外で算数を習うならdivideはかなり頻出ですね。

単語ひとつでも、

海外で暮らしてみると、

日本で英語を学んでいるだけでは見えない世界がたくさん見えました。

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