【海外小学校留学】カナダの公立現地校に留学するための手続き②

バンクーバーの教育委員会とのメールやりとりで、住所が決まらなければ学校は決められないということが確認できました。

「ならば仕方ない」と思い、手続きに必要だといわれた

・日本の小学校での過去2年分の成績表(念のため原本とコピー両方)
・日本の小学校での過去2年分の成績表英語版(学校に依頼して作成してもらったもの)

のみを持参して、学校も家も決まらぬままカナダへ飛び立った我が家。

カナダ着後6日目でようやく住居が決まったので、入居はまだにもかかわらず「とりあえず住所を伝えねばっ!」と、早速教育委員会に連絡!

住所をつたえる

まず、日本からやりとりしていた教育委員会の担当者の方に、

「住所が決まったので、2人の息子が5月6月の2ヶ月通える学校を探してほしい」と連絡。

すると、

「あなたの住んでいる住所の近くで探してみるけど、時期がちょっと遅かったから近くで探せるかは保障はできないわ

と、ちょっとつれない返事が・・・。

せっかく住所が決まったのにーー!とちょっとへこみました。

申込書を送信

申し込みに必要だといわれていた書類3点。

・入学申込書(住所・年齢・保護者情報・入学希望学年などを記入)
・成績表(日本の成績2年分の日本語版と英語版の2種)
・入学申請料(学費とは別)を引き落としてもらうクレジットカードの詳細を記入した用紙

当初は教育委員会に持参しようと考えていましたが、

日本から添付して送信することも可能なのならカナダからでも送信してしまえばいいんだと気付き、

書類を全てスキャナーで取り込みメールで添付しました。

主人が持ってきてくれたコンパクトサイズのスキャナーが大活躍☆

学校が決まる

3日後にメールがきました!!

ついに学校が決定!!

添付書類の中に、学校名と所在地などが書かれていました!

早速グーグルマップで位置の確認と、画像を検索!!

わー、入り口までが階段になってていかにも外国の小学校!!

遊具いっぱい&校庭広っ!!

自宅から徒歩20分ほどですが通える距離で安心しました!

添付されてきた書類は、

・学校の指定書
・申請料のレシート
・必要な学費詳細
・キャンセルに関する決まり事
・オリエンテーションの日程

学費を支払った後に登校してみて、「やっぱり行きたくない。」というようなことになっても、キャンセルルールに従えば返金対応してもらえるみたいです。

学費を払う

学費・・・。

当然ですが、これが巨額・・・。

1ヶ月カナダドルで$1450

日本円で12~13万円です。

1年間通ったとしたら夏休み2ヶ月を除く10ヶ月で$14,500のようです。
割高にも割安にもなってませんね。

ちなみに、就業ビザや就学ビザがあれば、無料です

なので、海外赴任で長期間海外に滞在されるご家族のお子様や親子留学で母親が就学ビザを取得していたりすると無料です。
おそらく、そのような方がほとんどでしょう。

実は、我が家も無料で通えたということが通学後数週間してから判明・・・。

日本でビザについて問い合わせをしていたのですが

「6ヶ月の滞在なので就業ビザはいらない。観光ビザで問題ない。」と言われるばかり・・・。

前例のない特殊な環境でしたので職場で教えてもらうこともできず、

自力で調べるしかありませんでした。

観光ビザでいいという回答を鵜呑みにせず、食い下がって調べつくせばよかったと後悔です。

カナダでビザを取得も考えましたが、

取得にかかる費用や一度アメリカなどに出国するなどの手間も多いため結局断念でした。

学費の支払い方法ですが、カナダでは小切手です。

日本だと小切手はあまり馴染みがないですよね。

今回私達はオリエンテーション時に学費の小切手を持参しました。

オリエンテーションへ行く

入学の1週間前にバンクーバー教育委員会にてオリエンテーションがあるということで、

当日は学費の小切手(2人分)を持って家族で向かいました。

中に受付があり、「オリエンテーションにきました」というと、

「あっちの部屋よ」

と言われ向かった先には中高生くらいの子供達がずらっと並んで座っていました。

しかも、「筆記テスト」が行われる模様・・・。

もしかすると英語能力をはかるためにテストがあるかな?とは思いましたが、
なんとなく年齢層が違う雰囲気。

確認のためもう一度受け付けに行ってみると、

筆記試験はセカンダリースクール(日本でいう中学高校)用のものだったそうです。

セカンダリーに留学する場合は筆記試験があるみたいです。

私達はといえば、事務室のような部屋に通され、

日本から留学に関するやりとりをしていた担当者さんと対面!!

そして学費の小切手を渡しました。

すると、

「これから入学に関する説明をしますが、日本語担当者の方がいいですか?」

と聞かれました。

「え?日本語担当者さんいるの??」

とかなり驚きましたが、

もちろん「日本語の方お願いします」と伝えました。

小部屋に通されしばらくすると、なんと日本人の方がこられたんです!!

さすが、移民の国・カナダ。教育委員会で勤務の方もいろんな国の方がおられます。

オリエンテーションの内容は、

学校の確認と持ち物について、それから登校初日の時間について。

そんな程度のごく簡単なもので、テストもなく終了でした。

最後に、日本人の担当者さんが、

「子供は思っている以上に敏感なので、もしつらいことや困ったことがあれば、遠慮なく相談してください。」

と言って名刺をくださりました。

何かあれば日本語で問い合わせや相談ができるんだ!とその安心感はものすごいものでした。

私は英語で教育委員会とメールのやりとりをしていましたが、

もしうまく伝えられないようなことがあれば

「日本語ができる方がおられれば対応してもらえませんか?」

というような内容を伝えてみるのもいいかもしれませんね。

さて、無事に学校もきまり手続きは終了したので、あとは登校です。

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