帰宅後
小5の長男が今日もぼやいていました。
「今日もまたドイツ人が学校にきてくれて外国語活動だったけど、
ドイツ語でお腹が痛いです。って習っても使う機会ないから使えない・・・。」
と。
長男の小学校では、外国語活動の時にドイツ人の方がこの1年間に何度か学校へきて外国語活動の授業をしてくれているようです。
外国語活動なので、
英語圏のことを知る活動だとは限定されていません。
だから、ドイツの国のことを学ぶのもありなんですね。
ドイツの方に定期的に接する機会なんてなかなかないのでありがたいのですが、
そもそも、
外国語活動って英語の「教科化」の初期ステップではないのか??
という疑問は残ります。
ドイツ語を使う機会
息子が習ってきた、
ドイツ語でお腹が痛いは、
Ich habe Bauchschmerzen.
というそうです。
Ich が英語でいう I にあたり、
habe が英語でいう have にあたり、
Bauchschmerzen が英語でいう stomachacheにあたります。
恥ずかしながら、私はBauchschmerzenの発音がわかりません。
グーグル翻訳で音声を聞いてみましたがうまくききとれません。
でも、
ドイツ語でお腹が痛いです。と言えなくて困ったことはありません!
ランキングをみてみると
世界の母国語ランキング(Wikipedia 「ネイティブスピーカーの数が多い言語の一覧」)によると、
- 中国語 13億7000万人
- 英語 5億3000万人
- ヒンディー語 4億9000万人
- スペイン語 4億2000万人
- アラビア語 2億3000万人
- ベンガル語 2億2000万人
- ポルトガル語 2億1500万人
- ロシア語 1億8000万人
- 日本語 1億3400万人
- ドイツ語 1億3000万人
- フランス語 1億2300万人
ドイツ語は10位です、日本語よりネイティブスピーカーは少ない!!
日本語とドイツ語はほとんど差はありません。
別の視点で、第二言語も入れた世界の言語利用ランキングをみてみると、
(The most spoken languages worldwide [statista]より)
- 英語
- 中国語
- ヒンディー語
- スペイン語
- フランス語
- アラビア語
- ロシア語
- ポルトガル語
- ベンガル語
- ドイツ語
- 日本語
- 韓国語
母国語利用者数1位の中国語を英語が圧倒的に上回りました!!
こちらを見ると、ドイツ語は日本語より少し利用者が多いですね。
結局!!!
ドイツ語と日本語は同じくらいの利用状況!!!
だったら、
外国語活動のメインは英語でいいんじゃない?!
どう考えても、利用頻度は英語が1番高い!!
だから、英語を教科化するんですよね?!
もちろんドイツのことを外国語活動で学ぶことはすばらしいです。
英語ばかりでなく他の言語や他の国の文化は是非教えてもらいたい!
でも、どうして毎回ドイツ??
息子が「使う機会がないから使えない・・・。」とぼやく気持ちも納得ではないでしょうか。
小学校での貴重な外国語活動の時間、
子供たちの未来のために、もう少し活きた活動をお願いします!!