カナダで現地校に息子が通っていたとき、
一度クラスメートのバースデーパーティにお呼ばれしました。
初めての招待と参加で戸惑いましたが、
せっかくの機会だと、いろいろと調べて参加。
日本と海外では誕生日会で違いがあるなと気付いた点をご紹介します。
貸切パーティー
息子が招待された誕生日会はご自宅でのパーティでしたが、
海外では、施設を借りて貸切パーティがよく行われるそうです。
たとえば、
小さな子供達が自由に遊べる遊具があるようなプレイランド、
地域のコミュニティセンター、
おもちゃ屋さん、
ボーリング場、
など。
日本でレゴランド(ディスカバリーセンター)なんかでは貸切のバースデーパーティができますよね。
こういう施設を借り切ってのパーティだと、
・お菓子やドリンクを飲食できるスペースがレンタルできる
・遊具の利用が自由にできる。
・バルーンなどの装飾をしてもらえる。
・記念写真をとって貰える
・アートなどのイベント企画がありみんなで楽しめる
など、家庭で準備するにはちょっと面倒だなと思うような準備がそろっているそうです。
ただ、お値段はなかなか高いようです。
地域のコミュニティセンターでは、2時間で$180くらい。
遊具付や飾りつけ付のようなところではもっと値段は跳ね上がりますね。
ギフトレシート
誕生日会といえば、誕生日プレゼントの持参が必須ですよね。
息子もクラスメートが好きなキャラクターをリサーチしつつ、
音のでる本とスピナーを選んで持参しました。
その時、持参し忘れてしまったのですが、
海外では、
プレゼントと一緒に「ギフトレシート」というものを一緒に渡す習慣もあるそうです。
ギフトレシートとは、
もしプレゼントしたものの色が好みでなかった場合や、
サイズが合わなかった場合、
また、同じものを持っていた場合などに、
商品を交換してもらえるレシートのことです。
このギフトレシートを持って行けば、
同種のものや、同価格のものと交換してもらえるそう。
日本人なら、好みでなくても同じものを持っていても、
「仕方ないか」と我慢してしまいそうですが、
海外の人は「スパッと交換」する制度を作ってあり合理的です。
贈る側としても、
「もし好みじゃなかったら・・・」
「もしかすると持ってるかも・・・」
という心配をしなくてもプレゼントできるので気持ちが少し楽ですよね。
私は購入したときにギフトレシートをくださいと言い忘れていましたが、
(やっとプレゼントが決まったという満足感でつい忘れてしまいました)
お会計するときに伝えてみればもらえるのだと思います。
お土産バッグ
海外での誕生日会の後には、必ずお土産を渡すという習慣があるそうです。
息子が招待された誕生日会では、
水筒とオモチャをもらってきました。
水筒はコストコで3本セットで販売されていたもので、前から欲しかったもの!!
3本買わなくても1本だけ貰えて、親子共にかなり嬉しかった記憶があります。
たしか、1本$10はしたはず。
オモチャは、カナダの100円ショップ的なダララマ(Dollarama)のオモチャで、
数種類がドーンと置いてあったので、
「その中から1つ選んで持って帰ってねー。」とのことで、
ソーラーカーを作れるオモチャを息子は持ち帰りました。
(ただ、やはり100均レベルのオモチャでパーツが足りずソーラーカーは動かなかったそうです)
このお土産のことを、
ルートバッグ、グッディバッグ、と呼ぶそうです。
息子が貰ったときは時にバッグに入れられてはなく、商品そのまんまの形で手に持って帰っていましたが、
きちんと一人ずつにお土産が分けられてバッグにいれて渡されることもあるのだと思います。
さいごに
正直、海外の誕生日会はかなりお金がかかると思います。
日本人の友達ママ達はほとんどの家庭で、
友達を招待しての誕生日会はしないといっていました。
しないというより、できないというほうが正しいニュワンスのようでした。
年齢の低い子供達の誕生日会なら、
子供だけが大勢くるだけでなく親も一緒のことが多いので、
何十人ももてなすすることはできないそうです。
その気持ち、わかります。
ただ、子供達はまわりの子供達が誕生日会をするので、
自分もやって欲しいというのでそのあたりがつらいそう。
友達の誕生日会に呼ばれると自分もやって欲しいと言うので、
あまり誕生日会には参加させないというのも作戦だと教えてもらいました。
我が家は短期間の滞在で、招待されて参加するだけでしたが、
長期の滞在や移民で生活しているご家庭では、
華やかな誕生日会との付き合いも大変なんだなぁと実感です。