息子はZ会小学生通信講座を1つ上の学年のコースで活用していました。
Z会の通信講座はシンプルで非常によくできたカリキュラムです。
我が家では、
年長時に小学1年生用のコースを利用し始めました。
そして、
そのまま小1で小学2年生用コース。
小2で小学3年生中学受験コース。
小3で小学4年生中学受験コース。
小3の2月から塾に行き始めたので、ここで受講を終了しました。
たまに、
「どうやったら1つ上の学年のコースを受講できるの?」
と聞かれることがあります。
同学年のお友達でZ会の通信講座を利用している人には特によく聞かれます。
「その学年のものしかできないと思ってた。」
そういう意見が多かったです。
申込み時に学年や生年月日を入力しなければいけないので、
なんとなく「小1なら小1の学年のものしか選択できないのでは?」
と思う気持ちもよくわかります。
私も初めはそうでした。
でも、思ったより簡単な方法で学年を飛び級して受講することはできるんです。
申込み方法
まず、申込みの入力画面で、受講希望の学年を選択します。
ここで、受講させたい学年のものを選択するんです。
↓
現在のお子さんの年齢や学年に関わらず、
受講させたいと思う学年のものを選択するんです。
この選択の後に、お支払いの選択をします。
毎月払いなのか、6ヶ月払いなのか、など。
次の項目に進むと、
現在の学年や生年月日を選択する項目がでてきます。
時期的に新学年が近いため、4月からの新学年を入力するようになっているので、
お子様の学年を選択します。
1学年上の受講を希望しているから、1つ上の学年を選択したほうがいいのか?と迷う必要はありません。
お子様の学年を正直に選択すれば問題ないです。
生年月日も正直に選択します。
次に小学校を選択しますが、
もし年長で小学生コースを選択する場合は、
小学生になったら行くであろう予定の小学校を選択すればOKです。
「未就学の方は入学予定小学校を選択してください。」と選択欄にも記載されているのでご安心ください。
あとはこのまま必要項目を入力していくだけで希望の学年の受講申込みは終了です。
飛び級の注意点
我が家では1学年上の教材をしてみてよかった点と注意点がありましたので、
感想を紹介します。
よかった点
・少しチャレンジして頭を使う問題がでるので本人もチャレンジする楽しさが生まれた
例えば、年長で小1の内容をやると少し頭を使って考えることになるので、考えて解けたときの達成感は大きかったように思います。
先取り学習にもなりますし、本人も次々新しいことを学べるので喜んで取り組んでいました。
・時間のある幼稚園・低学年時に、ゆっくりと経験学習をさせられた
Z会では算数・国語の問題以外に、料理やお手伝いなどを普段の生活の中で経験することで社会や理科などの学習につながる経験学習の教材もあります。
幼稚園や低学年で比較的時間に余裕がある時期に、子供と楽しみながらじっくり経験学習にとりくめたことはとてもよかったと思います。
・先取り学習になるので、学校で習ったときにもう一度定着させられた
1学年上のことを学習するので、特に学年があがるにつれて少し難しくなり理解に時間がかかることがありましたが、学校で再度学習するときに「あ、あのことだな」と思い出して、学習内容の定着にも効果がありました。
注意点
・学年が上になると理解に時間がかかる
小2で小3の中学受験コースを受講していた時は、内容によってやはり理解に時間がかかることが多くなってきました。親としては今までの低学年の雰囲気でスッとできるんじゃないかと思っていましたが、難しい問題は難しいです。
できない問題は親が解説しながら解いていましたが、難しいことをやらせていると親も意識しておかないと子供への負担が大きくなると感じました。
・できない時はその学年になるまで置いておく
長男は小4まで先取りで受講していましたが、次男は先取りを途中でやめました。
長男ほどやる気がなかったこともありますし(笑)、理解するのに時間がかかったので、
「この子は、該当学年のスピードでやらせよう」と小2でサクッと先取りをやめました。
無理をさせると勉強が嫌になることもあるので、
先取りが無理だなと感じたらスパッと中断することも大切だと思います。
年払いで受講していたので、次男の次学年の教材はそのまま置いておき、
該当学年になってからやらせるようにしました。
次男は該当学年でやらせた方がスムーズに問題に取り組めたので、
先取りを中断して正解でした。
Z会の先取り学習に対する考え
Z会の「よくあるお問い合わせ」のページに、こんな質問がありました。
中高生用の質問でしたが、ご紹介します。
Q.1つ上の学年を受講することはできますか?
A.基本的には実際の学年の講座をご受講いただくことをおすすめしております。
もし、先取り学習をされている場合には、「簡単すぎるのでは」と思われるかもしれませんが、Z会では入試で必要となる力を一から身につけられるようにカリキュラムを組んでおります。復習の形とはなりますが、しっかりと最初から確認をしていくことで、見落としていた内容や忘れがちな項目や問題の取り組み方などを確認でき、最終的にはそれらの抜け漏れが少なくなることで、実力としてご本人様の身につけることができます。
なお、強いご希望があれば実際よりも上の学年でご受講いただくこともできます。ただし、その場合は高2あるいは、高3でご受講いただける講座が早めに終了する場合もございますので、ご注意ください。
まとめ
Z会の通信教育は実際の学年のみの受講でなく、
飛び級で1つ上の学年の講座を受講することも可能です。
逆に言えば、1つ下の学年の講座を復習で利用することも可能だと思います。
申込み時に希望の学年を選択すれば、希望学年受講の申込みはできます。
飛び級することは、子供にとってよい面もありますし、
子供にとって負担になる可能性もあります。
お子様に教材を与えて受講させるだけの利用でなく、
保護者の方がお子様の様子をしっかりと把握しつつ利用されると、
学年を超えての利用が効果的になると思います。
我が家は1学年上のカリキュラム内容を確認するために、Z会の通信教育 資料請求を利用しました。
まずは、希望の学年のカリキュラム内容をしっかり保護者の方が確認されると安心ですよね。