昨日Z会より分厚ーーーい冊子が届きました。
小学6年生に向けての入会案内冊子です。積み上げると2センチ弱で通販冊子のよう!
我が家はZ会を約4年間利用していました。
長男が年長になった4月から塾に通い出すまでの小3の1月まで。塾に通い出すまではZ会の通信教育のみで自宅学習。年長で小1コースを初め、小1で小2コース、小2で中学受験3年コース、小3で中学受験4年コースの受講と、1学年の飛び級での利用でした。
中には入会案内以外に、
- 小学生コースの算数・国語・理科・社会のおためし教材
- 専科英語のおためし教材
- 小学生タブレットコースの体験ブック
- 中学受験コースのおためし教材
- 公立中高一貫校適性検査のおためし教材
- てんさく問題 見本
など盛りだくさんのおためし教材と資料が入っていました。(再入会検討のためのDMですね)
Z会の良さ
私はZ会 小学生向け講座のプログラムは個人的に好きです。
- 有名キャラクターやおもちゃのような教材がなく、シンプル。
- 易しい問題から難しい問題まであり、子供の理解度に合わせて問題を選んで取り組める。(→難易度の高い問題にはマークがついているのでわかりやすい)
- 解説も丁寧で本人にも親にも、よい「てびき」となる。
- 子供のモチベーションを上げるポイント制度(努力賞)もあり、そのポイントでもらえる品物も実用的。(→我が家は図書券に交換)
- 学習量も多すぎず少なすぎず、子供のレベルにあわせて問題量や内容を変更できる。(→ハイレベル・スタンダード・中学受験など)
息子が受講していた頃はタブレットコースはありませんでしたが、今はタブレット活用で
- 学習スケジュール管理
- 動きを伴った解説
- 担任の指導者や保護者が子供の進捗状況を把握したりメッセージをやりとりできる
などイマドキな工夫がたっぷりあるようでうらやましいです。
例えば、理科の天体の動きなどは紙面で見るより動画で見られれば絶対に理解度は高まりますよね。
Z会の小学生英語
息子がZ会を利用していた時には、科目選択肢に英語もありませんでした。たった2・3年前のことなのに、時代は大きく変化していますね。
2020年からの小3・4の外国語活動必修化、小5・6の英語の教科化が決定し、2018年度より先行実施され、ますます小学生の英語学習の必要性は高まります。
英語に意識が高い保護者の方や、英語が大好きな子供たちは、補助教材・先取り学習などで通信教育を利用されることも多いのだと思います。
Z会小学生英語の学びのゴール
小学校での英語教育は4技能のうち「話す」と「聞く」が中心となるそうです。
Z会では、その2つに加え、「読む」「書く」もバランスよくしっかり取り組めるカリキュラムになっています。
「教科書以上をめざすZ会の学びのゴール」というものが、届いたパンフレットにも記載されていますが、学年ごとに学びのゴールがあるようです。
3年生→アルファベットや身近な単語を読んだり、言うことができる。短い会話の内容を聞いて理解できるようになる。
4年生→「読む」「聞く」「書く」「話す」の力をバランスよく身につける。ある程度まとまりがある会話の内容を聞いて、理解できるようになる。
5年生→自分のことや身の回りのことに関する応答を、抵抗なくできるようになる。ある程度まとまりのある会話を正しく聞き取り、理解できるようになる。
6年生→自分や相手身近な事柄について伝えあったり内容を理解したりできるようになる。思い出や将来の夢について、簡単な英語で伝えられるようになる。
カリキュラム
具体的なカリキュラムは下記のとおりです。
<3年生>
4月 アルファベットと単語①A~G/a~g
5月 アルファベットと単語②H~N/h~n
6月 アルファベットと単語③O~T/o~t
7月 アルファベットと単語④U~Z/u~z
8月 自己しょうかいをしよう
9月 友達をしょうかいしよう
10月 年れいについて話そう
11月 人やもののようすをつたえよう
12月 自分のものについてつたえよう
1月 近くのものや遠くのものについて説明しよう
2月 知っている女の人について説明しよう
3月 知っている男の人について説明しよう
<4年生>
4月 知らないものについてたずねよう
5月 知らない人についてたずねよう
6月 好きなものを伝えよう
7月 持っているものを伝えよう
8月 スポーツについて話そう
9月 1日のすごし方について話そう
10月 好きな科目や時間割について話そう
11月 誕生日について話そう
12月 お店で注文しよう
1月 お店でねだんをたずねよう
2月 場所をたずねよう
3月 さそったりお願いしたりしてみよう
<5年生>
4月 アルファベットや単語/あいさつ
5月 自分の友達を人にしょうかいしよう
6月 出身地や人の様子について話そう
7月 してほしいことを伝えよう
8月 よく読むものや持っているものを話そう
9月 まわりにいる人について聞いてみよう
10月 身近な人の職業や出身地をしょうかいしよう
11月 自分が住んでいる町をしょうかいしよう
12月 自分のできることや習慣について話そう
1月 天気 や日付などについて話そう
2月 家族の誕生日をしょうかいしよう
3月 道案内をしよう
<6年生>
4月 自己しょうかい/出身地について話そう
5月 身近な人について話そう
6月 好きなものについて話そう
7月 住んでいる場所などを伝えよう
8月 最近の天気について話そう
9月 最近したことについて話そう
10月 行き先について話そう
11月 値段や人についてたずねよう
12月 できることを伝えよう
1月 思い出を伝えよう
2月 将来の夢を伝えよう
小3小4で導入が始まり、小5小6では具体的なことが話せるようになるカリキュラムですね。
「聞く/話す/読む/書く」の特徴
Z会オリジナル音声ペン「エブリスピーク」で聞く
Z会の小学生英語では音声ペンを利用してネイティブの発音を聞くことができます。
また、自分の声を録音できる機能もあり、自分の発音を確認することもできます。タッチペンは公文式の教材でも利用されているものに似ていますね。
タブレットコースの場合は画面をタッチすればネイティブの発音を聞く事ができますし、自分の発音をタブレットに発音すると発音の正しさを判定することもできます。タブレット版は、発音チェック機能もついていて、発音に対するモチベーションも高まりそうです。
我が家の嫌いなカタカナルビもついていません!
ストーリー仕立てで読む
毎月ストーリーがあり登場人物が身近な出来事を体験し、その英語のフレーズを習得していくので、自然に必要な英語が読めるようになりそうです。
単語だけではないこと、ストーリーが長くないことで英文に抵抗なくスタートできそうです。また、イラストも豊富なのでイメージがつかみやすいですね。
ロールプレイで登場人物になりきって話す
タブレット版では、ストーリーの登場人物になりきって会話の練習を行います。
発音練習で学習したことを、話すことで定着させることができます。やはり、インプットしたことはアウトプットしなければいけませんよね。
タッチペンを使う紙面でのプログラムでは、タッチペンに自分の声を録音することによってアウトプットを行います。
習った単語や英文を書いて学習
でてきた文章の中の単語や文全体を、薄く書かれた文字の上からなぞって練習し、覚えられたらなぞらずに自力で4本線の上に書いて練習していきます。
漢字の練習に少し似ている感じです。
「これはおもしろいな!」とおもったオススメポイント
届いた冊子の中に、小6の小学生英語のおためし教材が入っていました。実際に小6が4月に利用するエブリスタディEnglishのダイジェスト版です。
中にはストーリーが2つおりこまれており、タッチペンはないので音声は利用できませんが、教材の雰囲気はつかめます。
その中で、「お、これはおもしろいな!」と思ったのが、
「Quiz 英語で考えよう」
という1回1回の単元が終わったあとについているクイズ形式の復習問題です。
クイズ1・クイズ2のように勉強というより楽しげに書かれているのですが、おもしろいと思った点は、
- 英語で聞き取るクイズであること
- そのクイズに対して書いて答えること
の2点です。
タッチペンを利用して問題文を聞いて、その英文に対する答えを英語で書いて答えるんです!
例えば、
・女の子と英語の先生の会話をきいて、女の子の弟はどんな子なのかを選ぶ問題。
(年齢や性格の違う選択肢がかいてありその中から正しいものを選択する)
・女の子がレストランでシェフに質問をしている文を聞いて、その文を書き取る問題。
(英文内容は日本語でも書かれているので、その文を聞き取って、書く)
日本語で書かれている問題をみて英語で答えるのではなく、英語を聞き取って、それを書く問題があるというのは、「聞く」力と「書く」力が必要になります。
この問題ができるようになると確実に「聞く」「書く」の力がついてくると思いました。
英会話教室などでは、「英語を聞いて」英語で「話して答える」という機会は多いですが、「英語で聞いて」、「書いて答える」という機会はあまりみられないので新しいなと思います。
今後変革されていく大学入試テストでも、4技能の習得は必須です!!
まとめ
近年の小学生の英語教育早期化に伴い、Z会でも小学生用の英語教育が始まっています。
小学校では「聞く」と「話す」が中心になるカリキュラムのようですが、Z会では「読む」「話す」「聞く」「書く」の4技能が学べます。
私個人の感想としては、Z会の教材では「聞く」と「書く」が特に学習できるように思います。
やはり、通信教育で対人ではないため「話す」に関しては英会話教室などに比べると十分な機会があるように感じませんでしたが、その分「書く」に関しては「さすがZ会!」で「Quiz 英語で考えよう!」のように、うまくカリキュラムができているように感じました。
届いたおためし教材、せっかくなので英語だけでなく、各教科息子にトライさせてみようと思います!
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