連日冬季オリンピックで盛り上がっていますね。
フィギュアスケート、スピードスケート、カーリングにパシュートなど、多くの競技がアイスリンクの上で行われています。
アイスリンクでの競技は思ったよりもたくさんあるんですね。
もし、私達がアイスリンクに乗ることがあるとすれば、それはアイススケートを始めるときが一般的ではないでしょうか。
カナダで暮らしている時、「これはやらねば!」と思ったことがアイススケートの練習です!
なぜなら・・・
スケート利用料が格段に安いから!!!
使用料の違い
日本では、
都市部のスケートリンク使用料であれば
- 大人 1200~1650円
- 小中学生 600~900円
が相場のようです。それにスケートレンタル代が約400円ほど。
1日遊べるとはいえ、各々のスケートレンタル料まで含めると結構な出費ですよね。
ただ驚いたことに、同じ日本でも北海道や東北など雪になじみのある地域のスケートリンク利用料は、
- 大人 600円前後
- 小中学生 無料~200円
と都市部の半額程度!!
つまり、雪になじみのある地域ではアイススケートも盛んで、アイスリンクの使用料が安いというわけです。
カナダでアイススケート
もちろんカナダではアイススポーツはかなり盛んなためアイスリンクの使用料も激安です!
私達が利用していた施設では、
- 1人500円程度(スケート靴のレンタル込み)
↑大人料金と子供料金の差はあったのですが、子供を連れた親であれば子供料金と同じ料金で利用できるんです!なんて良心的♪
実際、リンクの工事などの関係もあり定期的に利用することはできませんでしたが、3.4回は利用しました。
スケート初心者の息子達
息子達はアイススケートはほぼ初心者!
長男は3歳くらいの時に旅行先の期間限定リンクで氷上デビューし、ほんの少しだけ滑ったことはありますが、もちろん親の足の間に挟んで一緒に滑った程度で自分で滑ったわけではありませんし、本人の記憶も定かではない程度。次男に至ってはアイスリンクを見た経験もなし。
そんな息子達はアイススケート超初心者にもかかわらず、スケートレッスンなしでスケートを練習し滑れるようになりました!
カナダ在住の子供達はスケートレッスンに参加して練習していくことが多いそうです。
カナダでは、スイミングと同じように上達レベルに応じて級がもらえるそうで徐々にその級を上げていき上達していくそうです。
アイスホッケーのレッスンにはその級のランクによって参加できるようになるそうです。
しかし、帰国までの時間がせまってきていたこと、アイスリンクの使用できる回数が限られていたことで、レッスンで上達させることはあきらめ、母の自力トレーニングを決行!!
なんとかなるかなとやってみましたが、アイスリンクに素晴らしい初心者練習用アイテムがあったのでそれが大いに役立ちました!!
初心者練習補助アイテム
そのアイテムはコレ!↓
こんな補助アイテムが初心者専用リンク(リンクの端に仕切られて設置されています)にたくさんおいてあるんです!
つくりは簡単、いたってシンプル。
初心者がつかまれるようになっていて、補助アイテム自体も一緒に滑れるというもの。素材はプラスチックで軽い。
これがあれば、こける心配はありません。
こける心配がないので、この補助アイテムにつかまりながら前に滑るんです。
息子達もかなり安心しながら前に滑る練習をしました。
コントロールがしにくい初心者同士が利用しているため、このアイテムとアイテムが衝突しているケースはたくさん見られますが、アイテム自体が大きいので人と人が衝突することはなく適度な距離は保たれていました。
ヘルメットも自由に使用できるよう設置させているので安心です。
子供達はこの初心者補助アイテムを利用して、前に滑ることを何度も練習した後、この補助アイテムをおいて次にアイスリンクの壁を持ちながらリンクを少しまわる練習をしました。
補助アイテムがないのでもちろんこけることもありましたが、滑れることがやはり楽しいのか、すぐに立ち上がりまた壁をもって滑ることを繰り返していました。
その練習で自力で前に滑る練習に慣れてきたら、次は大人(私)と手をつないで滑る練習。
子供達、かなりの緊張とこけたくない気持ちでいっぱいだったためか私をにぎる力は異様に強かったです(笑)
この練習を繰り返し、次は私と広いリンクをクルクルと滑ります。
そして、最後には一人で広いアイスリンクをクルクル回れるようになりました。
短期間で簡単に前に進むだけの練習でしたが、素晴らしい初心者練習アイテムのおかげでアイススケートを滑る体験ができました。
こんなアイテムが無料で利用できるなんて驚きでした。
アイススポーツ大国カナダ、さすがです!!