火曜の朝食は学校の図書室にて!本を読むための朝食タイム!

謎の文字

カナダでの現地校登校初日、

次男の持ち帰った連絡帳のノートに謎の文字が書かれていました。

BOOKS FOR BREAKFAST 8:15 AM

???

これは明日の持ち物なのか?

朝ごはんに関する本を持って来いってこと??

ならば8:15の時間は何?

登校は9:00なのに??

もしや、Bookには予約するという意味もあるから、

朝ごはんを親に予約する練習をしてきなさいねーということ??

でも、我が家は学校まで徒歩で20分かかるので、家をでるのはいつも8:30。

8:15に朝食を食べていたら間に合わない!!

どういうことー???

2日目の登校にして早速忘れ物をしてしまうのか?

何かの集合時間なのか?

など、

とにかく全く意味がわからないまま不安な気持ちで転入2日目は8:45に登校しました。

教室には誰もいない

文字の謎を解決できぬまま、

念のため早めにと次男を教室に送り届けましたが、

教室には誰もいません。

先生もいません。

そこで、まず先生を探しました。

やっと見つけた先生に言われたことは、

「クラスは9:00からだから教室には入れないわ。図書室にでもいなさい。」

と。

ちょっと冷たい感じでサラッと言われ、私達は図書室に向かいました。

はじめての図書室

図書室に向かうと、中にはたくさんの子供達と、数名の大人たち。

入り口にバックパックが山のように詰まれたり、放り投げられたり。

勝手な思い込みで、

学校の図書室なのだから子供一人で図書室にはいらなければいけない。

と思って次男に1人で図書室に入るよう促しました。

すると、

中から日本人のママがでてきてくれて、

「今日は、

親子で本を読みながら子供達は朝食を食べられる日なの

親子で中に入ってあそこで食べ物や飲み物をもらって、本を読めばいいよ。」

と教えてもらえたんです!!

やっと、謎が解決!!

今日は8:15から図書室で Books For Breakfastのプログラムがあるよ。

ということだったんです。

にしても、

先生も新入生に説明不足すぎじゃない?とプチ不満の私でしたが、

日本が手厚すぎるのかも?と言い聞かせて納得した私でした。

図書室での朝食

ドキドキしながら図書室に入った私達は、

奥のテーブルの前で子供達が並んでいる列の最後尾に並びました。

どうやら、順番がきたら好きなマフィンとフルーツとジュースを選ぶようです。

大人は横にコーヒーと紅茶が用意されているので、セルフでもらうようです。

子供の順番がくると、

マフィンはいる?
メロンは?
バナナは?

など希望を聞いてもらえ、

欲しいというと、

IKEAのプラスティックのカラフルなプレートに乗せてもらっていました。

マフィンも、売られているサイズの半分の量のマフィンをいただけ、

ジュースももらい、とても豪華なプレートが完成しました。

私も置いてあったマグカップにコーヒーとミルクを注ぎ、いただきました。

初回は何も知らず朝食を食べてきていたのでちょっと豪華すぎでしたけどね。

ちなみにお金などは一切払っていません。

親子で本を読む

朝食をもらった後、

子供は棚から本を持ってきてテーブルにつきました。

もってきた絵本は、

「Curious George」!!

大好きなジョージのシリーズを見つけてきました

もちろん、次男は一人で本は読めないので、

私が読み聞かせ、

その間、息子は朝食を食べながら話を聞いていました。

始業前のベルがなると、

子供たちは本を片付け、

朝食を食べたプレートやカップを置かれたカゴのなかに入れ、

バッグをもって図書室から出て教室へ向かいます。

↓ 何度か様子を写真に残していましたが、今見直すと息子の本は毎回ジョージ(笑)

おかげで私と息子との間にCurious Georgeという共通の思い出ができました☆

このプログラムは基本的にはGrade3まで。

高学年の子が参加してはいけないわけではありませんが、席数や朝食が限られるので、

低学年向けのプログラムとなっていました。

本を読む習慣

「学校が親子で本を読む時間と空間を提供してくれる」

ってすばらしいですよね。

本を読む大切さ、

親子でともに本を読む時間の大切さ。

その大切さを十分に理解したうえで、

本を読む時間と本が読める場所を提供する。

しかも、

朝の貴重な時間を限りなく有効に使えるよう、朝食も提供する

これがもし、

「朝食を家で食べてから、ただいつもより早く学校に行き図書室に行く」

では参加率はぐっと下がるはずです。

朝はお弁当作りもあるわけです。

私自身も、

朝食をつくらなくてもいい→それなら早くでかけられる

と楽な気持ちで参加することができていました。

学校で朝食を食べられるなんて、子供にとっても魅力的ですもんね。

このプログラムをきっかけに、

自宅でも朝の時間に本を読む子が増えるかもしれません。

親子で本を読む幸せな時間をもっとつくりたいと、家庭での読み聞かせの時間が増えるかもしれません。

学校が週に1度提供してくれる数分の時間が、

子供に大きな影響をもたらしていくんですよね。

是非、日本の学校や地域活動でも取り入れてほしいプログラムだな、と感じました。

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