我が家には小学生の息子が2人います。
ごく普通に日本で生まれ、日本で生活してきた日本人です。
両親である私たち夫婦もまた、バイリンガルでもハーフでもなく、ごく普通に日本で生活してきた日本人です。
そんな我が家の息子たちが、英語に興味をもち、英語を学び、そして海外(カナダ)で6ヶ月間生活し、現地校に通い、そしてまた日本に帰国して英語を学びつづける様子をつづっていきたいと思います。
いつから小学生の息子たちの英語教育をはじめたのか
今さらですが、
「英語教育ってどこからが英語教育なんだろう?」
って改めて考えてみました。
TV番組などでお金をかけずに英語を耳に入れることは簡単にはできますし、
英語の書かれた絵本を見せたり聞かせたりすることだって英語を取り入れることになりますよね。
我が家でも、小さい頃にTV番組で英語を耳にしたり、数字の読み方や概念を外国語で教えてくれるDVDを見せたことがありました。
ベネッセなんかでもらえる無料のDVDを見せたこともありました。
このような体験は、英語を知るきっかけにはなったと思いますが、
短時間であったり頻度もバラバラだったので、
ここではある程度の時間を費やして定期的に英語を習得することを英語教育といいたいと思います。
我が家が英語教育を週に1回以上、1回で1時間のレッスンを始めたのは、
長男が小2のときでした。近くにできた個人の英語スクールに通わせることにしました。
そして時期は偶然なのですが、次男も小2で英語を同じスクールで習いだしました。
つまり、2人に英語教育を始めたのは小学校2年生のときです。
小学生からの英語教育が遅いか、早いか?
英語の早期教育の是非はよく話題になりますよね。
「英語耳・英語脳は○○才までに完成するから早いほうがいい。」という話もよく聞きます。8歳までやら。9歳までやら。3歳までという記事も見かけたことがあります。
確か、うちの子が英語を習い出した頃に「もう完成時期の終盤ってこと?」と思った記憶があります。
かといえば、バイリンガルの方や英語ができる方ほど、
「子供には英語の早期教育はしない」という考えもあります。
先日も林先生の「初耳学!」で「英語ができる人ほど早期教育をしない。
英語ができない人ほど早期教育をさせている。」と主張されていましたね。
おそらく、「遅くから英語を始めてもできるようになる」という実体験に基づいている主張なのでしょう。
現実的に、
小学校での「外国語活動」は3年生からに、5年生からは英語が「教科化」されていきます。
中学生からの英語教育が小5からになり、それがまた小3からになり、以前よりぐっと早まっている印象です。
遅ければ英語ができないということではない!
早ければ早いほうがいいという風潮ですが、
遅ければ英語ができないわけではないという事実を私は海外生活で見てきました。
海外で家を借りるときに不動産会社や貸主との仲介をしてくださった方は日本人で、
海外で暮らすようになって37年というおそらく60歳前後の方でした。
英語の早期教育を受けたか否かは確認していませんが、
仕事上のやりとり、コミュニケーションは全く問題なく英語はおみごとでした!
やり取りを聞いているとネイティブの発音ではなく日本人が話すような発音でしたので、
ある程度日本語を取得してから英語を勉強されたのかなと想像します。
この方の英語での仕事ぶりをみていると、
「ネイティブのような発音にこだわる必要はない。」
「努力さえあれば、英語はできる!通じる!仕事ができる!」と確信しました。
始める時期は環境による
いつから始めるかということは、各々の環境の違いかと思います。
正直、私は2歳違いの男児2人を育てるだけで日々がいっぱいで、
この子達に英語を!と思う意識があまりありませんでした。
どこかで英語はやったほうがいいんだろうなとは思いつつ、
他の習い事を先にやらせていましたし、英語教育について調べもしていませんでした。
子供の意識も英語には向いていませんでしたし、
費用だってわりとかかる習い事ですのでそう簡単には始められる習い事ではありませんよね。
親の英語に対する意識が高かったり、
子供自身が興味を持っていたり、
経済的余裕があったりと、
結局は環境によって違いが生まれるのではないでしょうか。
まとめ
我が家に関しては、
英語教育に目を向ける余裕ができたのが、子供が小学2年生の時だった、ということです。
遅いか早いかは重要ではありません。
やるか、やらないか。
息子たちはカナダで生活した際に、
言葉の壁さえなければ、もっとスムーズに同じ教室の友達たちとコミュニケーションができ、先生からスムーズに学ぶことができたのに・・・と身をもって感じていました。
このようなもどかしい体験を活かして、語学を磨いていきたいと決心しています。