新学期が始まり約2ヶ月が経ちました。
年間50時間と言われる小学校4年の外国語活動の現状はどんなものでしょうか?
小4・外国語活動
小4の息子によると、5月末までに行われた外国語活動の時間は計2時間。
ちょっと少ないんじゃないか?というのが正直な感想。
なぜか、
息子が「外国語活動は、年50時間なんだ。」と話していてびっくり!
そういえば、担任の先生が家庭訪問に来られた日、我が家が昨年海外で生活していた話題になった時に「外国語活動は小4は年50時間なんです。」と連呼されていたことを思い出しました。なので、おそらく学校でもその話を生徒にしているのかな?と想像。
子供にとって年50時間が多いのか少ないのかわかるのかな?
外国語活動は少ないんだよ、という話だったのかな?
と少しだけ気になりました。
外国語活動の授業(1回目)
「1回目の授業は何をしたの?」と息子に聞くと、
「Helloだよ。」との返事。
深く聞いてみると、「Hello」だけでなく各国の「こんにちは」を学んだとのことでした。
韓国語や中国語など世界各国の「こんにちは」を聞いて、世界にはいろんな言語があるんだよ、ということを学んだのではないでしょうか?
実際に、Let’s Try! 2のテキストのUnit1も「Hello,world」という単元ですね。
小6の長男はWe can ! 2を使用せずに、まずは昨年の6年生が使用していた「Hi! Friends 2」のテキストのコピーして授業をうけているようですが、小4ではまずWe can ! 1をということはなくWe can ! 2でスタートしているようです。
We can ! 1の内容も初めは「Hello」の挨拶の単元のようなので特に意識しなくても大丈夫なんでしょうね。
外国語活動の授業(2回目)
「2回目は何を学んだの?」と聞くと、
次男は「I like chocolate.だよ。」とまたそっけない返事。
しかし、「ちょっとつまんなかった。」とボソッと続けました。
「何がつまらなかったの?」と聞くと。
「I like の後に言う単語が全部決まってるんだ。」と言いました。
話下手な次男の内容をまとめてみると、
I like~の練習で好きなお菓子を言う練習だったようですが、そこに続ける単語はすべて指定されたものの中から選んで答えるようで、自分のオリジナルの答えを言うことができなかったようです。
指定されていた単語はCandyやCookieのような単語で、自分は指定単語の中にはないPotato chipsと答えたかったようなことを話していました。
なるほど。
指定語句を使用しての練習ではあるけれども、実際の話したい英語ではなかったということですね。
学校で学ぶ英語なのだから仕方ないだろうと思う反面、息子の気持ちも少しわかるなとも思います。
使える英語を学んでほしいものですよね。
きっと子供達も自分の思っていることが「言えた」「伝わった」という経験が次への学習意欲になってくると思います。
きっと、徐々に練習を重ねて自分の意見を発言する機会がでてくるはずだと期待しています。
しかし、あと残り9ヶ月の間に、残りの48時間は消化できるのでしょうか?
そのあたりが気になりますが、楽しみに見守ります。